2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
香りが消えゆく当たり前だと想っていた貴方の香りが過行く私の隣 貴方の隣、戻らず。
さよならを告げた日ありがとうを言えなかった言える事も出来なかった街で逢える事があるなら言えるかもしれない遠い人。
貴方が想うよりも、わたしは貴方を愛してる待ち合わせた浜辺歩いた浜辺語った浜辺言えないことを一人書いた波打ち際貴方が傍に置いてくれるなら共に落ちるから私を離さないで2人の名前を波が消し去っても私は貴方を愛してる。
無垢なる心に咲き舞う初恋の想い巡りし幾歳月。
空蝉や季節外れし空仰ぎ。
微笑み手握り返せし黄昏の。
空蝉に風梵優しき流れに身を委ね想いめぐらし夏近し。
貴方の心に芽吹いた小さな芽それはまだとても小さく枯れてしまいそうだから逢いに行ってお話するの大きなお花が咲くように私の心はもう大きな花が咲いてるだから貴方にも咲いて欲しいの枯れないように囁くよ愛しているつて。
梵渉る風穏やかに纏い貴方の名前時折水面に揺れ汚れ、澱む心に写しだされし我が影。
離れるも出逢うのも縁その中に存在し私という存在ができ貴方と関わり合い生まれ、消え、全ては永遠ではない別れるも縁なり貴方に私が生まれ消えゆく
桜指先に伝わる想い互いに確かめ舞い落ちゆる桜と戯れ。
飛んでいる一心に飛んでいる陽炎に向かい飛んでいる眩い光に包まれ飛んでいる一に向かい飛んでいる消えたひかりの先追い求め一はベンチに横になり、ぼんやり月を見ている汗ばむ汗が首筋から流れそれは真夏を表し夜なのに遠くで蝉が泣いていた夜でも蝉泣くん…
静寂の闇に身を委ね瞳を開ける時全て苦生まれし。
しらじらとあけるころそのしゅやくは、ひかりをうけ、きえししらじらとおちゆくときしゅやくは、またたきはじめしくりかえされるじょうけいは、いままでみてきたこといまわがみを、よつゆがぬらしつたわり、みあげればてんがないているすみわたりし、みなも…
貴女の悲しみを受け入れ私の心で貴方の苦しみを受け入れ私の心で貴方を包み溶け合い共に愛し求め貴方の笑顔を求め手を翳そうだから おいで歩こう私に身を委ね 怖がらず。 陽炎花
たそがれしかなたまどをよこぎるとんぼいのちのかぎりじゆうであれ。 陽炎花
時折梵渉る風落ち葉は我心に語りかけ左右にゆれ穏やかな日差しの中舞い落ち立冬となり。
貴方の部屋の扉を開けるまで白い雪が誰も踏み入れない程の深さの中一歩、一歩、歩き、その足跡には 春の息吹が芽生え始め。 貴方に逢う、喜びそれは今まで 私が誰も拒み混んできた事笑顔で迎え入れて何も言わず。外は雪、貴方の心に抱かれ。
月影に我姿映し出されるもその姿薄く虫の音がただ失いかける記憶を甘く、優しく、奏で。 陽炎花。